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更新日:2019/03/15

パントスチンの効果と副作用

パントスチンのボトルの画像

AGAクリニックでは様々な発毛剤が処方されています。その発毛剤の一つである「パントスチン」について徹底解説します。

 

パントスチンは女性用の発毛剤と捉えられがちですが、実際に男性が利用していることもあります。男性にも効果があるとされているので、処方されるケースが多くなっているわけです。

 

こちらではパントスチンにはどういった成分が配合されているのか。どのような効果が期待できるのか。どんな副作用があるのか、ということを明らかにしていきます。

 

AGAクリニックの利用を考えている方、AGAクリニックでパントスチンをおすすめされた経験がある、という方は要チェックです

 

パントスチンに含まれている成分とは?

アルファトラジオールが有効成分である

 

アルファトラジオールが主成分となっています。さらに消毒作用を持たせるためにアルコールも配合されています。

 

アルコールが配合されているために、頭皮に塗布したと気にスースーとした感触を感じる方もすくなくありません。また塗布した時に若干のアルコール臭がしますが、すぐに揮発してしまうので匂いについてはそれほど心配はありません。

 

アルファトラジオールの含まれている発毛剤のことを別名で「抗アンドロゲン薬」や「5α還元酵素阻害薬」とも呼んでいます。男性ホルモンや男性ホルモンに関わる成分に対して阻害作用を持っているのがアルファトラジオールなのです。

 

同じような成分としてプロペシアで有名なフィナステリドがあります。作用的には同じなのですが成分としては異なるので、全く同じ効果や副作用が得られるわけではありません。

女性の利用がメインだが男性が利用しても問題なし

 

プロペシアに関しては、女性が利用すると胎児に奇形が発生する可能性も指摘されているので男性のみの利用となっています。一方でパントスチンは女性の利用がメインとなっています

 

パントスチンに含まれるアルファトラジオールは、男性の利用が禁忌されているわけではありません。ですから、女性だけではなく男性にも利用できる発毛成分なのです。

パントスチンに期待できる効果とは?

FAGA(女性男性型脱毛症)の抑制作用

 

女性に発生してしまった男性型脱毛症

女性の中にも男性型脱毛症のような症状が現れてしまうことが確認されています。その女性の男性型脱毛症のことをFAGA(女性男性型脱毛症)と呼んでいるのですが、その症状に対して効果が期待できるのがパントスチンなのです。

 

 

パントスチンには5αリダクターゼと呼ばれる酵素の働きを抑制させる作用が認められています。FAGAを発生させる物質は、ジヒドロテストステロンと言います。ジヒドロテストステロンはテストステロン(男性ホルモン)と5αリダクターゼが結合することによって生み出されてしまうわけです。

 

パントスチンに含まれているアルファトラジオールがしっかりと効果を発揮してくれれば、テストステロンと5αリダクターゼが結合しません。ジヒドロテストステロンが生み出されにくくなり、薄毛が発生しなくなるわけです。

 

ジヒドロテストステロンは、毛根に対して「髪の毛を生やすな」という司令を出してしまいます。その結果、毛根の髪の毛の生成するチカラが弱くなり、細い毛や短い毛ばかりが生えてきてしまうのです。結果的に地肌が露出してしまいます。

 

ジヒドロテストステロンには髪の毛の成長期を短くする作用もあるので、抜け毛量が増える、というケースも多くなっているのです。

 

パントスチンの具体的な髪の毛への効果例

抜け毛の量が減る

髪の毛のコシが回復する(髪の毛が太くなる)

髪の毛が長く成長しやすくなる

髪の毛が生えなくなってしまった部位からも発毛する

 

パントスチンはFAGAの根本原因に対処できる力を持っています。明らかにFAGAを発症している、という女性に必見な薬剤なのです。

AGA(男性型脱毛症)の抑制効果

 

FAGAとAGAは基本的にメカニズムが一緒です。ですから男性の遺伝性の薄毛であるAGAに関しても、FAGAと同様に効果が期待できるわけです。

 

毛根のない頭頂部

ただしプロペシアのフィナステリドよりも効果が薄いことでも知られています。確かに5αリダクターゼの働きを阻害する作用はあるのですが、わずかに弱まるだけでジヒドロテストステロンが今まで通りに分泌され続けてしまう可能性もあります。

 

 

だからといって男性のパントスチンの利用をおすすめしないわけではありません。実は副作用という面からおすすめできる薬剤なのです。フィナステリド系の薬剤(プロペシアやフィンペシア)を利用して副作用が出てしまった経験がある、という方にはおすすめです。

効果が期待できる薄毛の段階について

薄毛の初期(抜け毛が増えてきた)

効果が期待できる

薄毛の中期(当中部や前頭部が薄くなり始めた)

効果が期待できる

薄毛の後期(薄毛の範囲が広がっている状態)

効果は期待できない

 

薄毛の初期から中期の方に効果が期待できます。薄毛が進行してしまった状態だと、パントスチンでは効果が薄いのであまりおすすめはできません。

 

基本的に髪の毛が生えている段階であれば、回復する可能性があります。しかしほとんど生えなくなっていたり、産毛ばかりの状態になっていると効果は期待しにくいわけです。

 

パントスチンのジヒドロテストステロンの発生抑制作用はそれほど強いわけではありません。僅かに影響を受けているだけの状態であれば十分に効果は発揮しますが、強い影響を受けている方は「焼け石に水」といった状態になってしまいます。

FAGAやAGA以外の薄毛には効果が期待できない

 

ミノキシジルのようにFAGAやAGA以外にも瀰漫性脱毛症(血行不良による薄毛)があるわけではありません。パントスチンはFAGAとAGAのみに効果を発揮します。

 

FAGAAGAの特徴

髪の毛が前頭部から頭頂部にかけて薄くなる

髪の毛が前頭部から頭頂部にかけて抜けやすくなる

髪毛が前頭部から頭頂部にかけて細くなる

 

FAGAやAGAはびまん性脱毛症などとは異なり、特定の部位に対して強い作用を持っています。前頭部から頭頂部にかけて作用しやすい薄毛なのです。

 

ですから側頭部や後頭部の髪の毛はしっかりと生えているのに、前頭部や頭頂部の髪の毛が薄い、というケースはFAGAやAGAが発症している可能性があります。パントスチンを利用する価値があるわけです。

 

もう一点注目してほしいのがFAGAとAGAは遺伝性の薄毛である、という部分です。FAGAやAGAになる遺伝子を持っていなければ、なることは100%ありません。

 

遺伝ですが、基本的に母から遺伝となります。母方の祖父が薄い場合には高確率でFAGAやAGAになる遺伝子を引き継いでいることになるので、親族から自分がFAGAやAGAになりやすいかを判断するのもおすすめですよ。

 

【AGA遺伝子検査について】

 

自身がAGAであるかそうでないかを判断できない場合には検査を受けましょう。全てのAGAクリニックで行っているわけではありませんが、幾つかのクリニックでは実際に行われています。

 

AGA遺伝子検査では、男性ホルモンの感受性(アンドロゲンレセプター)に関する遺伝子を調べられます。要はAGA外伝的に発生しやすいかしにくいかを判断できる検査なのです。

 

AGA遺伝子検査については、特に面倒なものではありません。口内粘膜から検体を採取するので、痛みもありません。時間もかからないといったメリットもあるのです。

 

検査に関しては別途費用がかかります。クリニックによって価格は異なりますが、1回あたり15,000円から20,000円程度に設定されていることが多いです。

パントスチンの危険性(副作用)とは?

頭皮に問題が発生する可能性あり

パントスチンの利用で報告がある副作用例

頭皮の炎症

頭皮の発疹

頭皮の発赤

頭皮のかゆみ

 

パントスチンは塗布薬なので、基本的に頭皮に対して副作用が幾つか報告されています。どれも生命に関わるようなものではありません。塗布した場所のみの問題が発生する可能性があるわけです

 

パントスチンの副作用ですが、有効成分であるアルファトラジオールの影響であるとは言い難い部分もあります。前述したようにパントスチンにはアルコールも配合されています。

 

アルコールには一定の刺激があり、しかも揮発するので塗布した場所の皮膚が乾燥しやすい、といった特徴を持っているわけです。頭皮の副作用の多くはアルコールが影響して引き起こされたもの、と考えても良いかもしれません。

プロペシアのような性的な副作用は発生しないのか?

 

絶倫 達筆

性的な副作用は発生しないと考えられています。

 

プロペシアに関しては内服薬なので、全身に対して影響を与えてしまいます。しかしパントスチンに関しては皮膚に塗布するわけです。一部は皮膚の中に浸透し血液中に入るかもしれませんが、微量です。

 

勃起不全(ED)や精力減退、さらには精子の減少や精巣痛といったものが発生するとは基本的に考えられていません。

 

【女性が利用した場合は胎児に影響は出るのか?】

 

胎児に対する影響に関してもないと考えられていますが、大事を取って授乳中や妊娠中の女性の利用は禁止されています。妊活を始めた時点からパントスチンの利用は中止しましょう。

 

授乳中に関してもパントスチンの有効成分「アルファトラジオール」が血液から母乳の中に入り込むとも限りません。ですから禁止されているわけです。

初期脱毛は発生するのか?

 

竹のくしに大量の毛がついている

ほとんど報告がないので、「初期脱毛はない」と考えられています。

 

発毛剤の中には、かなり強い作用を持ったものもあります。血管を強引に拡張したり、ホルモンに対して強い作用をもたらしたりするわけです。

 

いきなり体内の環境が変わるとヘアサイクルが変化して、大量の脱毛が発生する初期脱毛が出てくる恐れがあります。

 

パントスチンに関しては体への作用は緩やかです。大幅にいきなり部屋サイクルを変化させるようなことはありません。徐々にゆっくりとヘアサイクルを正常化していく作用しかないので、大量に脱毛するようなこともないわけです。

パントスチンの価格はどれくらい?

1ヶ月あたり10,000円から13,000円前後

各クリニックの1本あたりの価格

聖心美容クリニック

11,880

銀座HSクリニック

12,960

栄セントラルクリニック

10,800

神田いきいきクリニック

12,960

 

※すべて税込価格です

 

クリニックによって価格には幾分の違いがありますが、基本的にひと月あたり(1本あたり)10,000円以上しているのです。安い発毛剤ではありません。

 

パントスチンに関してはまだ利用者が少ないということで、価格がダウンしにくい、といった特徴もあるわけです。今後利用者が増えるようなことがあれば、価格も徐々にダウンしてくるかもしれません。

継続利用した場合の費用について

 

パントスチンは継続的な利用が求められます。パントスチンで生えた髪の毛はパントスチンで維持できるわけです

 

1ヶ月あたり10,000円と仮定すると、年間で12万円。5年間で60万円であり、10年間で120万円かかることになります。

 

【効果が出たら使う量を減らしてもOK?】

 

女性の場合はジヒドロテストステロン量がもともと少ないので、効果が発揮され維持の治療に入った場合には2日に1回から3回に1回といった利用方法も認められています。

 

男性についてはジヒドロテストステロン量が多いので、毎日使うことになります。

パントスチンの使い方

白いキャップをボトルから外す

頭皮アプリケータをボトルの入り口に差し込む(カチッと音がなるまで)

ボトルの腹を軽くプッシュし、計量線が3ミリリットルのところまでパントスチンの液体を満たす

ボトルを逆さに持ち頭皮アプリケータを頭皮に押し付けて塗布する

塗布し終わったら頭皮になじませるためにもマッサージを実施する

使用が終わったら白いキャップを再びボトルにつけて終了

 

パントスチンは少し変わったパッケージとなっています。頭皮アプリケータというアイテムが同包されているはずなので、そちらを利用して頭皮に塗布していくわけです。

 

3ミリリットルが毎回の使用量になります。多少多めに感じるかもしれませんが、薄くなっているところばかりだけではなく、少し広範囲に塗布していきましょう。特にFAGAやAGAは前頭部から頭頂部にかけてかなり広い範囲に対して影響を与えてくるので要注意です。

1日あたり何回利用するのか?

 

1日あたり1回の利用が基本とされています。

 

いつ塗布したら良いのか、ということですが頭皮がきれいなと気に塗布するのがおすすめです。たとえば洗髪して乾かした後、などが良いでしょう。

 

頭皮が汚れていると気に塗布したとしても、せっかくのパントスチンの有効成分が浸透していきません。皮脂やホコリなどによって浸透が阻まれてしまうわけです。頭皮がきれいな時に利用することで、より効果が得られるのです。

頭皮マッサージについて

 

パントスチン利用後のマッサージには、「頭皮になじませる」「液垂れを防ぐ」「血行を促進する」という3つの目的があります。その中でも特に重要なのが血行を促進する、というものです。

 

薄毛の原因の一つには血行不良もあります。毛母細胞に血液によって栄養が送られなくなれば、細胞自体が休眠状態になってしまうわけです。さらにパントスチン自体には血行促進作用はありません。だからこそマッサージでパントスチンの至らないところを補うわけです。

 

マッサージですが、基本は「押す」というものです。押すというマッサージ方法が最も血行を促進させることが分かっているからです(NHKのためしてガッテンより)。

 

頭皮以外にも耳の周辺もマッサージしましょう。耳の周辺位は頭皮に血液を送っている太い血管があるのです。耳の周りの血行が促進したら、同時に頭皮の血行も促進するというわけです。

パントスチンと他の発毛剤は併用しても平気?

パントガールとの併用がおすすめ

 

パントガールについては内服薬であり、髪の毛へ栄養を補給するためのものです。パントスチンと効果がバッティングすることはないので、気軽に併用できるわけです。

 

パントガールと併用したからといって、何かしらの新たな副作用が生まれるということもありません。

 

ただしパントスチンとパントガールの併用は、あくまで女性のみにおすすめできるものです。男性の場合は他の方法との併用を考えましょう。

男性はミノキシジルタブレットとの併用を検討しよう

 

ミノキシジルタブレットのパッケージ

ミノキシジルタブレットは、内服薬タイプの血管拡張薬(発毛剤)です。併用がおすすめである理由の一つは、パントスチンにはない血行を促進させる効果があるからです。

 

パントスチンによってAGAの作用を弱め、ミノキシジルタブレットで髪の毛の回復を早めます。二つのコラボレーションで、より確実な薄毛対策ができるようになります。

 

注意してほしいのがミノタブの副作用です。ミノタブは血圧を引き下げる作用があるので、様々な副作用があります。最初はなるべく容量の少ないタイプ。たとえば2.5ミリタイプなどを利用してください。

パントスチンと併用してもあまり意味がないもの
  • 塗布タイプの発毛剤
  • プロペシア
  • ザガーロ

 

塗布タイプの発毛剤に関しては、頭皮に2つの薬剤を利用する事になります。双方の薬剤が混ざってしまい、それぞれの有効成分を薄めてしまうようなことにもなりかねません

 

また塗布系の発毛剤と言えばミノキシジルですが、ミノキシジルにも頭皮環境を悪化させる作用があります。2つの塗布薬を利用することで、頭皮に問題が起こりやすくなる事も考えられるのです。

 

プロペシアやザガーロは、ともにパントスチンと同様に5αリダクターゼの働きを抑制させる作用があります。何よりパントスチンよりも強い作用を持っているので、プロペシアかザガーロを利用するのであれば、わざわざパントスチンを選ぶ必要はありません。

まとめ

副作用が気になる方にのみおすすめの発毛剤

 

パントスチンはFAGAの改善のために生み出されたものです。FAGAの原因物質を作り出す5αリダクターゼの働きを抑えます。AGAもFAGAと同じ原理で薄毛になるので、パントスチンによって効果がもたらされる可能性はあります。

 

ただし効果は弱いので、男性にとってはあまり重要なものではありません。同じ機能を持つプロペシアやザガーロをおすすめします。

 

男性がパントスチンの利用を思い立つケースとして考えられるのが副作用です。過去にプロペシアやザガーロを利用して、副作用が出てしまった経験がある方にはパントスチンはおすすめです。

 

効果と安全性のいずれを重視するかで利用するかしないかも決まってくるでしょう。効果を重視するのであれば、プロペシアかザガーロを利用しましょう。安全性を重視するならパントスチンの利用がおすすめです。

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